2013年12月30日月曜日

近況報告

更新がたいへん遅くなっており、申し訳ありません。
12月は3週連続で「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が開催され(12/7 高知県、12/14 静岡県、12/22 長崎県)、上条書店も書籍の展示・販売をいたしました。

環境省 報道発表資料-平成25年11月15日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(高知県)の開催について(お知らせ)

環境省 報道発表資料-平成25年11月22日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(静岡県)の開催について(お知らせ)

環境省 報道発表資料-平成25年11月29日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(長崎県)の開催について(お知らせ)

狩猟の魅力まるわかりフォーラム Facebookページ

各会場でのフォーラムの様子は、後日記事にしたいと思っています。

今回のフォーラムでも、書籍・雑誌を新たに追加しています。
出展した書籍のリストをご希望の方は、メールにてお問い合わせください。

2013年11月10日日曜日

狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 宮城県

昨日、宮城県仙台市の「夢メッセみやぎ」にて「狩猟の魅力まるわかりフォーラム (宮城県)」が開催されました。

環境省 報道発表資料-平成25年10月15日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(宮城県)の開催について(お知らせ)

狩猟の魅力まるわかりフォーラム Facebookページ

今回もたくさんの方に当店ブースを訪れていただき、書籍をご紹介することができました。









フォーラムに参加できなかった方や、当日はゆっくり見られなかった方など、出展した書籍のリストをご希望の方は、メールにてお問い合わせください。

また、今後のフォーラム開催予定は、下記のとおりです。

・高知県高知市 (12/7)
・静岡県静岡市 (12/15)
・長崎県大村市 (12/21)
・広島県広島市 (2/9)
・北海道釧路市 (2/22)

会場やイベントの内容などの詳細については、フォーラムの公式Facebookページや環境省のサイト等でご確認ください。
狩猟の魅力まるわかりフォーラム Facebookページ

上条書店も可能な限り参加させていただく予定ですので、ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。




話はかわりますが、今回の会場となった夢メッセみやぎも、2011年の震災では、津波で大きな被害を受けたそうです。

しかし、現在では、夢メッセは復旧が完了しており、周辺の復興も進んでいます。
当時の被害を感じさせるものは、津波浸水高の標示板のみでした。



離れた土地で暮らす者が軽々しく言ってよいことか判りませんが、復興は確かに進んでいます。
我々の日常を一瞬でひっくり返す自然の力は、強大で恐ろしいものですが、復興を目指す人間の意志の力は、それ以上に強いのではないかと感じました。

2013年11月9日土曜日

狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 宮城 (お知らせ)

本日12時より、「狩猟の魅力まるわかりフォーラム (宮城県)」が、仙台市の夢メッセみやぎにて開催されます。


環境省 報道発表資料-平成25年10月15日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(宮城県)の開催について(お知らせ)


現役ハンターによるトークセッションや、ジビエ料理の試食、狩猟模擬体験などが予定されています。


今回も、狩猟に関する書籍を展示・販売いたしますので、上条書店のブースにもぜひお立ち寄りください!


2013年10月27日日曜日

狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 福井

少し更新が遅くなりましたが、先週の日曜日(10月20日)、越前市のサンドーム福井にて「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が開催されました。

環境省 報道発表資料-平成25年9月20日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(福井県)の開催について(お知らせ)





今年度はここまですべて参加させていただいていますが、開催地によって人気のある本が少しずつ違うのが面白いところです。


今後の開催予定は以下のとおりになっています。

・宮城県仙台市 (11/9)
・高知県高知市 (12/7)
・静岡県静岡市 (12/15)
・長崎県大村市 (12/21)
・広島県広島市 (2/9)
・北海道釧路市 (2/22)
会場やイベントの内容などの詳細については、フォーラムの公式Facebookページや環境省のサイト等でご確認ください。
狩猟の魅力まるわかりフォーラム Facebookページ


上条書店も可能な限り参加させていただく予定ですので、ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。

2013年10月2日水曜日

伊那市の秋

この夏はほんとうに暑くて長かった、という印象ですが、本を配達する道中の風景は、いつの間にか秋の景色に変わっていました。


今日は、配達の途中で撮影した、秋の伊那らしい風景を何枚か掲載します。


刈り取りを待つ稲

紅く色づき始めた林檎畑

夕暮れの蕎麦畑

白い蕎麦の花

最近は桃色の花を咲かせる、ヒマラヤ原産の「赤蕎麦」という品種も栽培されていますが、もともと日本では白い花の品種が一般的です。

南アルプスの山並

これから気温も徐々に下がり、ますます秋らしくなってきます。
伊那市では、最低気温が10℃を切る夜もあります。
皆さんも体調を崩されぬよう、お気をつけてお過ごしください。


2013年9月21日土曜日

狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 滋賀県

更新が遅くなりましたが、先日(9月14日)、滋賀県大津市で開催された「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」の報告です。

狩猟の魅力まるわかりフォーラム Facebookページ

環境省 報道発表資料-平成25年8月20日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(滋賀県)の開催について(お知らせ)

上条書店は、栃木県でのフォーラムに引き続いて、狩猟に関する様々な書籍・雑誌を展示・販売させていただきました。

当日は台風前の曇り空でしたが、心配された雨は降り出すこともなく、ご来場の皆様も最後まで楽しんでいただけたかと思います。

今回は屋外に設営したテントでの展示という、初めての形式でしたが、いつもよりたくさんの方にお立ち寄りいただき、書籍をご覧いただけたという印象です。
屋外ブースの方が気軽に覗いていただけるのかも知れません。

当日は時間がなくゆっくりご覧いただけなかった方や、ご来場いただけなかった方など、出展した書籍のリストをご希望の方は、メールにてお問い合わせください。

2013年8月3日土曜日

「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」in 栃木県

本日、平成25年度第1回目の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が栃木県の宇都宮大学峰キャンパス峰ヶ丘講堂にて開催されました。

「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」Facebook ページ

環境省 報道発表資料-平成25年7月5日-狩猟の魅力まるわかりフォーラム(栃木県)の開催について(お知らせ)
※ 今年度の開催予定一覧も掲載されています。

今年度も全国各地でフォーラムが開催される予定になっており、すべての会場ではないですが、上条書店も参加させていただき、狩猟関係の書籍を展示しますので、是非よろしくお願いします。

フォーラムに参加されなかった方や、当日はゆっくり見られなかった方など、出展した書籍のリストをご希望の方は、メールにてお問い合わせください。

2013年7月4日木曜日

アサギマダラの成長(その1)/本の紹介

今回は、最近撮影したアサギマダラの幼虫を紹介します。
アサギマダラは、漢字で「浅葱斑」と書きますが、「浅葱」とは青緑色という意味の古いことばです。
その名前のとおり、成虫の羽は全体に薄い青緑色で、そこに黒い翅脈が走っており、非常に美しい蝶です。
アサギマダラの成虫の姿は、ウィキペディアの記事からご覧ください。
アサギマダラ - フリー百科事典 ウィキペディア

まずは卵の写真から。

普段から昆虫を見ていると当たり前のように感じますが、多くの昆虫は、幼虫の食べ物がちゃんとある場所に卵を産みつけます。
この写真に写っている植物も、アサギマダラの幼虫の食草であるガガイモ科の植物(正確な種類はわかりませんが)のものです。

また、アサギマダラは、卵を1箇所に固めて産まず、あちこちの葉に1~2個ずつ産みつけます。
先日ブログでご紹介したヒメギフチョウが、1箇所に十数個の卵を産みつけるのとは対象的です。

(参考)ヒメギフチョウの卵
ヒメギフチョウについての記事はこちら
おそらく、成長に必要な食草の量や、幼虫の生存率に関係した戦略があるのだと思いますが、詳しい方、コメントをお願いします。
卵から孵化したあと、幼虫は食草を食べながら成長していきます。

アサギマダラは、食草であるガガイモ科の植物から毒を体内に取り込み、天敵から身を守っています。
また、アサギマダラの幼虫・蛹・成虫は、いずれも派手な色と模様をしていますが、これは有毒であることを天敵にアピールするための「警戒色」であると言われています。


余談ですが、東南アジアなどに生息するカバシタアゲハという蝶は、アサギマダラの警戒色をまねて、天敵から身を守っています。
このように他の有毒な種や、味の悪い種に形態や行動などを似せて天敵から身を守ることを、「ベイツ擬態」と言います。
身近な例では、ハチに姿や羽音を似せているハナアブなどがあります。
ハナアブは毒や針を持っておらず、人を刺すこともありませんが、カエルやトカゲなどの天敵は、危険なハチと見間違えてしまうので、捕食される確率が下がるのです。
これらの「警戒色」や「ベイツ擬態」がどのように進化してきたのかを考察し、わかりやすくまとめた本を紹介します。
擬態の進化 ダーウィンも誤解した150年の謎を解く
著者:大崎直太
出版社:海游舎
価格:3,150円


オンライン書店 e-hon
昆虫の擬態の進化について、かなり踏み込んだところまで解説した本ですが、まるで推理小説のような謎解きで構成されており、専門的な知識がなくても楽しめる内容になっています。
また、ダーウィンの時代から現在に至るまでの「進化論の歴史」についてもまとめられており、読み物としてもかなり面白いです。
生物の進化に興味のある方は、ぜひ一度お読みください。
※e-honの会員登録の方法は、こちらをご覧ください。
参考:アサギマダラ - フリー百科事典 ウィキペディア

2013年6月14日金曜日

幼虫

今日は、最近撮影した昆虫の幼虫2種をご紹介したいと思います。

まずはアシナガバチの幼虫。
自宅の軒先に営巣していたのを撤去した際に撮影しました。

アシナガバチの幼虫
※苦手な方のために、このページには写真を表示していません。
勇気のある方はリンクをクリックしてください。

ここ、伊那地方は昆虫食で有名です。
いわゆる「蜂の子」としてメジャーなのはクロスズメバチの幼虫ですが、アシナガバチも同じように食べる事ができます。
写真の蜂の子もこのあと……と言いたいところですが、食べませんでした。
我が家では、昆虫は日常的な食品ではないので……。

気を取り直して、次は蝶の幼虫です。



正確な種類はわかりませんが、ヒョウモンチョウ類の幼虫と思われます。
どなたか詳しい方、コメントをお願いします。

ちなみに、ヒョウモンチョウ類の成虫の姿は、ウィキペディアの記事からご覧ください。

ヒョウモンチョウ族 - Wikipedia

これらの幼虫は、蛹の段階を経て、軽くて頑丈な体を持ったアシナガバチや、美しい羽根を持った蝶になります。
昆虫の生態は不思議に満ちていますが、幼虫から成虫への体の変化は、そのなかでも特に神秘的なものだと思います。

昆虫好きは多くても、「成虫より幼虫のほうが好き」という人は少ないと思います。
でも、この記事を読んで幼虫に興味を持たれた方もいるのではないか、と期待をこめて、幼虫にちなんだ本を紹介します。
イモムシハンドブック
安田守/著 高橋真弓/監修 中島秀雄/監修
<オンライン書店e-hon>

イモムシハンドブック2
安田守/著 高橋真弓/監修 中島秀雄/監修
<オンライン書店e-hon>

※e-honの会員登録の方法は、こちらをご覧ください。

この2冊は、蝶や蛾の幼虫、いわゆるイモムシ専門の図鑑です。
著者の安田守氏は、伊那在住の写真家で、この2冊以外にも昆虫に関する著作がたくさんあります。
ブログなどを拝見する限り、かなりのイモムシ好きのようですね。

今の季節、野外ではたくさんの幼虫が観察できます。
当ブログでも、また幼虫の写真を掲載したいと思いますので、ご期待ください。

2013年6月1日土曜日

ヒメギフチョウの孵化

今年も我が家でヒメギフチョウが孵化しました。

卵が産みつけられている葉っぱは、ヒメギフチョウの食草であるウスバサイシンの葉です。
卵の色は、見る角度によって変わるのでうまく例えられませんが、まるで真珠のようで非常に綺麗です。

幼虫はこのあとウスバサイシンを食べて成長し、6月下旬には蛹になります。



蛹の期間が非常に長いのがギフチョウと共通の特徴で、なんと蛹のまま越冬して、来年の春にようやく羽化して蝶になります。

2013年4月29日月曜日

[本の紹介]河童の妙薬

ごぶさたしております。 本の紹介担当のTです。


今回紹介する本は、「絵本 伊那谷ものがたり」の第2巻「河童の妙薬」です。 河童は、日本の妖怪のなかでも、最もポピュラーな存在で、全国各地に色々な伝承が残っていますが、ここ伊那谷には「河童の妙薬」という昔話が伝わっています。


いたずら河童が、助けられたお礼として痛風の妙薬「かげんとう」の作り方を人間に教える、というお話なのですが、面白いのは、この「かげんとう」が150年もの間、実際に製造・販売され、現在でも薬袋などが残されており、単なる昔話ではなく、いくぶん現実味のある話だというところです。


このシリーズは、漫画家の橋爪まんぷ氏のかわいい挿絵が入っており、お子さまにも読みやすく作られていますが、妖怪や河童にまつわる言い伝えに興味のある方にも是非読んでいただきたい一冊です。
上条書店の店舗でも取り扱っておりますが、遠方にお住まいの方はe-honでもご購入いただけます。


河童の妙薬 絵本伊那谷ものがたり2
著者:小沢さとし, 橋爪まんぷ
出版社:白鳥舎
価格:1,050円

駒ヶ根市にある「おもしろかっぱ館」には、「かげんとう」の薬袋や看板など、この伝承にまつわる資料が収蔵されています。
また、日本酒メーカー「黄桜」のCMでも有名な、小島功さんのイラストをはじめ、河童にまつわる美術品も展示されていますので、興味のある方はこのゴールデンウイークにぜひお立ち寄りください。

駒ヶ根市天竜かっぱ広場 おもしろかっぱ館 http://www.komagane-kappa.jp/


同じシリーズの第1巻「赤い夕顔の花」もぜひどうぞ。

赤い夕顔の花 絵本伊那谷ものがたり1
著者:小沢さとし, 橋爪まんぷ
出版社:白鳥舎
価格:1,050円

また、このシリーズは全10巻刊行される予定ですので、今後も楽しみですね!


2013年1月30日水曜日

狩猟フォーラムで出展した本の紹介in大阪

更新が少し遅れましたが、1月27日、環境省主催の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が大阪でも開催されました。
「僕は猟師になった」の著者、千松信也氏の基調講演や、狩猟の実演、ジビエ料理の試食など、盛りだくさんの内容でした。

長野会場、東京会場に引き続き、今回も当店が狩猟関係の書籍を展示・販売させていただきました。
今回は特にジビエ料理の本に興味を持って手に取っていただく方が多かったように思います。

会場では展示のみの書籍もありましたが、下記のリストからe-honの書籍紹介ページへのリンクをはっておりますので興味のある方はぜひご覧いただき、ご購入ください。
※e-honの会員登録の方法はこちらからどうぞ

[2013.10.27追記]
リンク切れが発生しているため、古いリストについては削除しました。
下記の最新版リストをご覧いただきますようお願いします。
狩猟フォーラム出展書籍リスト (随時更新)