今日は、最近撮影した昆虫の幼虫2種をご紹介したいと思います。
まずはアシナガバチの幼虫。
自宅の軒先に営巣していたのを撤去した際に撮影しました。
アシナガバチの幼虫
※苦手な方のために、このページには写真を表示していません。
勇気のある方はリンクをクリックしてください。
ここ、伊那地方は昆虫食で有名です。
いわゆる「蜂の子」としてメジャーなのはクロスズメバチの幼虫ですが、アシナガバチも同じように食べる事ができます。
写真の蜂の子もこのあと……と言いたいところですが、食べませんでした。
我が家では、昆虫は日常的な食品ではないので……。
気を取り直して、次は蝶の幼虫です。
正確な種類はわかりませんが、ヒョウモンチョウ類の幼虫と思われます。
どなたか詳しい方、コメントをお願いします。
ちなみに、ヒョウモンチョウ類の成虫の姿は、ウィキペディアの記事からご覧ください。
ヒョウモンチョウ族 - Wikipedia
これらの幼虫は、蛹の段階を経て、軽くて頑丈な体を持ったアシナガバチや、美しい羽根を持った蝶になります。
昆虫の生態は不思議に満ちていますが、幼虫から成虫への体の変化は、そのなかでも特に神秘的なものだと思います。
昆虫好きは多くても、「成虫より幼虫のほうが好き」という人は少ないと思います。
でも、この記事を読んで幼虫に興味を持たれた方もいるのではないか、と期待をこめて、幼虫にちなんだ本を紹介します。
イモムシハンドブック
安田守/著 高橋真弓/監修 中島秀雄/監修
<オンライン書店e-hon>
イモムシハンドブック2
安田守/著 高橋真弓/監修 中島秀雄/監修
<オンライン書店e-hon>
この2冊は、蝶や蛾の幼虫、いわゆるイモムシ専門の図鑑です。
著者の安田守氏は、伊那在住の写真家で、この2冊以外にも昆虫に関する著作がたくさんあります。
ブログなどを拝見する限り、かなりのイモムシ好きのようですね。
今の季節、野外ではたくさんの幼虫が観察できます。
当ブログでも、また幼虫の写真を掲載したいと思いますので、ご期待ください。