2012年3月11日日曜日

[本の紹介]テルマエ・ロマエ

本の紹介担当の、Tです。

最近少し暖かくなってきましたが、朝晩は相変わらず寒いですね。
こんな時は長風呂が一番、という方も多いと思いますが、今日はそんなお風呂にまつわる漫画「テルマエ・ロマエ」を紹介したいと思います。

テルマエ・ロマエ 1
著者:ヤマザキマリ
出版社:エンターブレイン
価格:714円

僕も知らなかったのですが、どうやら古代ローマの人達は私たち日本人にも負けないくらいの風呂好きで、公衆浴場の遺跡もたくさん発見されているようです。

この漫画の主人公ルシウスは、西暦130年代のローマに住む浴場専門の設計技師なのですが、生真面目すぎる彼は伝統的な浴場の設計にこだわりすぎ、親方に「古臭い」と言われて失業。
落ち込んで風呂に入っている時に、突然、現代日本の風呂にタイムスリップしてしまい、そこで得たアイデアを古代ローマに持ち帰り大成功を収めていく、というストーリーです。

もちろんルシウスには、現代日本で出会う人達の言葉が分かるはずもないのですが、そこは風呂好きな民族同士、風呂に入っていれば身振り手振りでなんとなく意図が通じていくという、異文化交流の感覚がこの漫画の醍醐味です。

現在4巻まで発売中ですが、阿部寛さん主演で映画化もされており4月に全国一斉ロードショーされる予定です。

長風呂のお供にいかがでしょうか。
基本的に一話完結なので、入浴時間に合わせて適度に読み進めることが出来るのも、おすすめポイントです。

0 件のコメント :

コメントを投稿